靴をはくということは自分で歩き始めるということ。
これから背負っていく嬉しいこと悲しいことあらゆることをその両足で支えて歩む。
いつかどこかで人生に幕が降りるその瞬間まで。
だから、そんなに急いで靴なんかぁはかなくていいんじゃないかい、と思うのだが、
そんな気持ちをよそに赤ん坊はすくすく成長してしまう。
いつか僕の靴よりも大きな靴をはくようになったら聞いてみよう。
君はちゃんとその足で乗り越えてきたかと。