普天間基地フェスティバルに行ってきました。
基地問題などいろいろありますが、
なんでも見てやろう(古!)精神の僕らは、
とりあえず行ってみようじゃないかと野次馬丸出しで基地に入ってみました。
普段は拳銃を持った兵隊により警備され入場を許されないゲートを、
ちょっとどきどきしながらも運転免許証を提示して通過します。
途端に世界は完璧にアメリカになります!
道沿いには英語の名前のスーパーやチェーン店のレストランの看板が目につきます。
なかで黒人のおばちゃんがおおきなカートを押しているのが見えたりします。
少し行くと眼前の景色が一気に開けます。
広大な芝生の敷地の真ん中を幅の広い道路が走っていて、
ひたすら車を走らせます。
天気が良い日だったのですが頭上の青空も普段より広く高く感じます。
沖縄にいるのにアメリカにいる不思議な感覚でした。
ゲートの外の日本は狭い道で窮屈に生活しているのに、
なんでアメリカの基地はこんなにゆとりを持って作られているんだ、
という理不尽、不満の気持ちは自然に湧いてくると思います。
しばらく走ってやっと会場入り口につき、
そこでセキュリティーチェックを受けやっとフェス内に入れました。

さすがアメリカというべきか、
ジェット戦闘機からヘリコプター、軍用貨物飛行機と
現役で使用されている乗り物が展示されていて、
すべての中に入って操縦席に座ることができます。




戦争のために開発されたものを見て乗って楽しむのは
良くないという気持ちもあって、
あまり銃や戦闘機などに興味はなかったのですが、
いざ実物を目の前にすると、
その想像以上に巨大で、
流線型な形に光があたって艶かしく輝く姿に非常な魅力を感じました。
まるで太古の昔に生息した恐竜を間近に見ているようでぞくぞくしました。


このフェスは沖縄の人々に基地内を見てもらって、
少しでも基地を理解してもらい親睦を深めようというイベントのようです。
正直めちゃくちゃおもしろかったです。
僕は終始興奮しっぱなしでした。
このように公開できるところは徹底的に公開し、
公開にとどまらずエンターテイメントとして体験してもらうところまでやるのが、
アメリカの強さだと感じました。
基地は決して肯定できるものではないですが、
これほど沖縄に深く入り込んでしまっている以上、
すぐに無くすというのは難しいのだろうと思います。
おまけ。
子ども用のアトラクションの恐竜。

に似た奥さんw